納骨堂は暑い夏でもお墓参りできます

納骨堂とは、お釈迦様が入滅後に分骨された遺骨を納めるために建立された仏舎利塔が始まりとされています。

お盆など夏の暑い時のお墓参りや管理清掃は、高齢者にとっては大変厳しく、近年は酷暑が続きその厳しさがましていて、墓前で熱中症で倒れてしまう人までいるくらいです。

それからお墓は地震によって墓石が倒壊する恐れもあり、縁が切れることで無縁佛として一箇所に埋葬されてしまうこともあります。

納骨堂は室内なので、暑い夏でもお参りがしやすく、永代供養もしてもらえるので安心です。

静岡県島田市の「宗教法人 曹洞宗 医王寺」にある薬師堂堂内墓地「瑠璃光殿」は、ただの無機質な納骨堂ではなく、中央に安置された「薬師如来」の慈悲に抱かれるように両翼に納骨壇が配置されています。

「瑠璃光殿」のご本尊には「薬師如来」がまつられ、その両脇には「日光菩薩」と「月光菩薩」がまつられています。

そして全面には「十二神将」がまつられています。